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2024年4月29日(月)   あしかがフラワーパーク 
 毎日が日曜日の小生にとってはゴールデンウイークは何の関係もないが、休日おでかけパスを利用して孫と二人、あしかがフラワーパークを訪ねる。湘南新宿ラインから両毛線を乗り継いで約3時間かけて到着。園内に入ると、たちまち藤の甘い香りが押し寄せてきて、身体全体を包み込む。
 目玉は、大勢の観光客が取り囲む、樹齢150年を越える大藤である。満開に咲く紫色の藤は人間の存在を無視し毅然として生命の美しさを誇示している。優に直径1メートルを越える幹は囲いがされていて近づくことばてきないが、そのそばに仰向けに寝転んで藤の花を眺めたらどんなにか心地よいかと想像が尽きない。
 アオサギも池のほとりに現れ、悠然と藤見物を楽しんでいる。
 藤の花房が1.8メートルにも達する大長藤の棚の手前には、パラソル付きのテーブルが設けられ、観光客がしばし寛ぎの時を楽しんでいる。 

 大藤。人と比べると、その大木が一目瞭然。

大藤。幹と枝の張りが逞しい。

 藤とアオサギ

 大長藤
 
 藤は紫だけではなく、白藤のトンネルが80メートルにわたり続く。
 藤のほかに春の花々が黄色、橙色、白色に咲き誇り、藤を一層引き立てている。
 2時間余りの見物であったが、藤の景観は見飽きることがなく、ライトアップされる幻想的な夜の藤も見れればと後ろ髪を惹かれる想いであしかがフラワーパークをあとにする。
 孫は乗り鉄、いわゆる鉄ちゃんボーイで、帰路に立ち寄った高崎駅で快速SL高崎駅140年横川に出会い、ホームを走り回って動画撮影に余念がない。
  

白藤のトンネル

藤だけではない園内の花々

藤だけではない園内の花々

高崎駅に停車する快速SL高崎駅140年横川


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